通関士 合格体験記 O.Mさん 神戸市 34歳 女性
(1年目:通関士総合講座受講(早期スタートパーフェクトコース))
(2年目:第2ステージ受講(ロングコース))
私の合格体験記
こちらの学校に2年間通い、2回目のチャレンジにて合格することができました。
何故こんなにも通関士合格に執着して頑張れることが出来たのかを考えると、30代に入り、人生が上手くいかなくて悔しい思いをする機会が増え、約10年物流業界で働く私にとって、通関士に合格することで、人生にいい風が吹くきっかけになってほしい。という思いが強かったからではないかと思います。
努力が必ず報われるわけではないことを知ってからつかんだ合格はとても感慨深いものです。
社会人になってからの勉強は、「勉強時間の確保」が学生時代とは愕然に違い大変でした。働いて疲れて帰ってきて、家事もして、難しい文章と長時間向き合うことは容易ではありません。
1年目の学習では、夕食を食べてからの学習で、ついつい眠ってしまう失敗がありましたので、2年目はその反省を生かし、平日の勉強は出社前の30分、行き帰りの電車で10分ずつ、昼休みの15分、帰宅後の1時間、夕食後は1〜2時間と、小刻みに確保することで、学習時間を増やせるように工夫しました。
使用した教材は先生が用意してくださったプリントとテキスト、関税法・通関業などの問題集、申告書の問題集を、毎年それぞれ1冊ずつに絞り、何度も何度も何が違うのかを理解するまで繰り返しました。
先生が「本質を理解すること」が通関士合格の鍵となる。とよくおっしゃっておりましたが、私もそう思います。本番では解いたことがない問題、聞いたことがない用語も突然出題されますが、本質を理解してさえいれば、応用を効かせて解くことができます。
呑み込みが人より遅い私は、授業についていけなくて、分からないことさえ分からず、涙する1年目でした。先生に「人によって理解できるペースが違うから、他人と比べて焦らない。いつか分かるようになる。」と励まされ、先生を信じて諦めずにやり続けた結果、2年目には理解することができ、1年目とは気持ちの持ち方を変えて学習できるようになりました。
先生の授業はテンポ良く要点を絞り、簡潔にわかりやすく教えて下さります。本試験より少し高めのレベルで設定された授業で、少しでも手を抜くとついていけなくなります。
毎月テストも行われるので、勉強しなくてはいけない状態に必然的になれます。わからないと言い続けた1年ですら、本試験の自己採点では、実務の科目で2点足りないだけ。というレベルにまで持って行けたのですから、こちらの学校に通い、先生の授業について行けさえすれば必ず合格できるレベルになれます。あとは“運”です。
こちらの学校に通い、私にとって最大によかったことは、恩師と思えるような先生に出会えたこと。そして同じ目標に向かって頑張れる仲間に出会えたことです。
1年目の不合格の後、「もう1年一緒に頑張ろう」と一緒のクラスの生徒さんに誘っていただきました。自分だけが辛いのではない。クラスの方々も頑張っているのだ。と実感することができたことで、“絶対合格する”という高いモチベーションを持ち続けることができました。
やはりこの合格は私一人の力では成し得なかったことです。先生をはじめとする同じクラスの方々、また応援してくださった周囲の方々に助けられ手に入れたものだと思います。
先生、クラスの方々、周囲の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。心からありがとうございました。
これからは、せっかく取得できたこの資格を活かした仕事ができるよう頑張ります。
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